生きがいはかわいい女の子

略して生女子(なまじょし)

NHKの庵野監督のやつ

アングル探してるとこがすごくわかって、自分が知ってることってつまんないんですよ。
例えばアニメでも使い回しの回想シーンとかつまんなく感じるでしょ。知ってるから。
だからまず他人に任せてみて自分が知らないアングルが出てくるのを待つ。
でも庵野監督の頭の中を越えられる人が周りにいないから結局監督が探す。
これ監督におすすめしたいのがVRの中にスタジオ作ってコントローラで自由に動けるようにしたら思いがけないアングルが見つかって楽しいよ。
私がよくやってるゲームの画面撮影って大体キャラをCPUに任せてランダムに動いてもらって面白い動き、面白いアングルが偶然見つかったら保存する。そこから偶然物語性が発生するのがたまらなく楽しいのよね。
すごく共感できた部分だったけど庵野監督に言ったら全否定されるんだろうな。
あの番組監督が見たらすごくつまんないって言うだろうな。
だって知ってるから。
例えば監督が知らない監督がいない間の周りの動きを撮影してあげたら喜んだかも。
それこそ庵野監督特集って言いながら庵野監督一切登場しないで周りの人が庵野監督を語るだけとか。
古畑任三郎でそういう回があってすごく面白かった。

シンがこれだけ難産だった理由がシナリオが出来上がらないからだったわけだけど、それなら序破Q、ゴジラはどれぐらいの時間で出来たのかが知りたい。
面白さはかかった時間に比例するのか。
監督があれだけ普通を嫌い面白さに拘ってたんなら破を見たときの興奮と驚きの理由がよくわかる。
でQは破の興奮と驚きを超えなきゃいけない。
破の予告そのままに作ってもそりゃ普通すぎてつまんない。
ということは全く新しいエヴァにする必要がある。
だから14年後になったのかと思うけどどうなんでしょうね。
全然違うって言われるんだろうな。
そうであってほしい。
だって当たっちゃったらつまんないから。
理解されないからって書き直したDパート。
きっと直す前の方が私は好みだったんじゃないかと想像する。
シン見たときの感想がわかりやすすぎるだったからもっと難解にしてずっと考察と議論をしたかったんだろうな。
周りの意見なんてまっったく気にしないで作ったエヴァを見たかった。
次は自由に作りたい物を作ってほしいなぁ。